オールド・トラフォードに行ってきた(その3)
- 2007/09/26(水) 01:40:59
感想。
チェルシーサポーターとしては最悪だったが,
フットボールファンとしては最高のものだった。


まず,チェルシーサポーターとして。
確かに,審判が試合をぶち壊した感もあるが,
そのことや,
ドログバ,ランパード,カルバーリョが欠場していることを考えても,
チェルシーのパフォーマンスはかなり低調だったといわざるを得ない。
いくらミケルが退場したからといって,
シュート4本(枠内1本)はないだろう…。
残念ながら,気合いが全然感じられなかった。
なんか,チェルシーが得点する気が全くせず,
途中からはC.ロナウドの写真を取ることに夢中になっていた。
シェバはやっぱりいただけない。呼吸が全く合っていない。
テリーも絶好調にはほど遠いし。
良かったのはツェフとA.コールくらい?

なんか,マンU対格下チームみたいな雰囲気で,
2006/2007シーズンからは信じられないような状況。
この状況がグラント監督の責任というのはいささか酷だが,
モウリーニョならどうしただろう,と考えることは多かった。
まあ,少なくとも,試合後のインタビューでは,
審判を引退に追い込むくらいケチョンケチョンに言っただろう。

一方,フットボールファンとしては,忘れられないいい思い出になった。
スタンフォード・ブリッジもいいスタジアムだったけど,
キャパシティ,ホームサポーターの熱狂度などの点で,
オールド・トラフォードの方が数段素晴らしいスタジアムだと感じた。
7万5000人も入ったスタジアムを見たのは初めてで,
これには素直に感動した。

当日は雨だったが,客席は全部屋根で囲まれているので,
全く濡れずにすんだ。
アウェー席は心細いかなと思っていたが,
3050人って実は結構な人数で,
しかもガタイのいい彼らが声を出すとかなりの迫力なので,
少なくともアウェー席の真ん中に座っている分には
特に心細さは感じなかった。
写真にもあるように,両サポーター席の間にはほとんど緩衝地帯がなく,
両サポーターが罵声を浴びせ合っていたが,
イタリアや南米のように暴力沙汰になるような雰囲気は全くなく
(この点の警備が徹底していた点には感心。イギリスもやればできるんや…),
幸か不幸か罵声の中身はほとんど分からないので,
特に怖い思いはしなかった。


試合後のスタジアムの外も,みんな黙々と家路に向かっており,
オン・オフの切り替えがはっきりしているのか,
警備が厳しくて騒げないのか,よく分からないが,
とにかく,日本のプロ野球の某H神戦なんかより
はるかに安全に観戦できると思われる。
もっとも,これもマンUが完勝で,
チェルシーはライバルと言うより
ほとんど憐れみの対象になっていたからで,
マンUが負けたときや,
リヴァプール戦やマンチェスター・ダービーだと雰囲気が違うのかもしれないが。
チェルシーのパフォーマンスは最悪だったが,
マンUの選手は逆に生き生きとしていて良かった。
特にC.ロナウドは本当にすごい!
持てば必ず何かが起こるみたいな感じで,敵ながらわくわくしてしまった。
後半は観戦していた席の近くがロナウドのエリアだったので,
何回もロナウドが向かってくるところを見ることができて,
それだけで来た甲斐があったと言っても良いだろう。

結局,審判が最悪で,チェルシーのパフォーマンスは低調だったものの,
スタジアムの素晴らしい雰囲気や,
ロナウドなどの一流選手の真剣勝負のプレーが観られたことを考えると,
やはり観に行って良かったと感じている。
このカードは4月に,今度はスタンフォード・ブリッジで再戦があるし,
FAカップ決勝や,CLでの対戦もあり得るので,
チャンスがあればまた観に行きたいもんである。
それまでにチェルシーも体勢を立て直してもらわないと…。
オールド・トラフォードに行ってきた(その2)
- 2007/09/26(水) 01:26:45
ようやく到着したオールド・トラフォードは,
キックオフ2時間近く前というのに人でごった返していた。

イングランドのスタジアムは全席指定なので,
別に早くに来る必要はないのに,みんな雰囲気を楽しみたいのだろう。
当然ほとんどマンUサポーターだが,
その中で数少ないチェルシーが頑張って気勢を上げていた。

メガストア(オフィシャルショップ)を覗いた後,
スタジアムの周りをうろうろしていたら,
チェルシーの選手を乗せたバスがスタジアムに到着。

バスの車体で入口を隠す形になっていたため,
選手の姿はほとんど見えなかったが,
激しいブーイングと
「ジョゼ・モウリーニョ!」というマンUサポーターによる挑発のチャントの中,
選手達はスタジアムに入っていった。
マンUの選手は既にスタジアムに入っているということで,
外にいても仕方ないと思い,キックオフ約1時間前にスタジアムに入った。


マンU一色のスタジアムの中,
そこだけは完全にロンドン,スタンフォード・ブリッジであった。

で,午後6時の試合終了後(感想はその3で),
飛行機の時間もあるのですぐにスタジアムを飛び出す。
急いでスタジアムを出たせいもあるのか,
路面電車のオールド・トラフォード駅までの道もそれほど混んでおらず,
電車にもあまり待たずに乗ることができた。


そして,無事飛行機の時間にも間に合って,
夜の9時5分には地元の空港に到着した。

帰りの飛行機は行きよりもさらに小さくて,横が3列(1+2)!
今までで乗った飛行機の中で一番小さかった。
天気はチェルシーの現状を表すかのように雨模様であったが,
帰りもそれほど揺れず,快適であった。
帰りの飛行機で,行きに見た人が乗っていた。
彼もきっとマンU戦観戦日帰りツアーだったのだろう。
午後10時前に帰宅し,この日の観戦ツアーは終了した。
(続く)
オールド・トラフォードに行ってきた(その1)
- 2007/09/25(火) 08:40:40
23/9/07
Barclays Premier League (Old Trafford)
Manchester United 2-0 Chelsea
予告どおり,23日(日),
マンチェスターのオールド・トラフォードに,
プレミアリーグ,マンU対チェルシーを観に行ってきた。
私の住んでいる街からマンチェスターまでは,
飛行機でわずか1時間なので,日帰り。
このときばかりは,イギリスに住んでいて良かったと思った。
マンチェスター空港からオールド・トラフォードに行くためには,
まずはマンチェスター・ピカデリー駅という都心まで
電車で行かなければならない。
空港からマンチェスター・ピカデリーまでは特急で10分,
運賃は,学割の場合は往復£1.9(約437円),
一般の場合は多分この1.5倍。


マンチェスターは比較的都会で,
ピカデリー周辺はそれなりににぎやかだった。
とはいえ,日本の都会とは比べるべくもなく,
また,労働者の町のせいか,
ロンドンとはちょっと違う暗さを感じた。
この日は試合があるということで,
あちこちで赤いユニフォームをまとった人を見た。
さすがにチェルシーのユニフォームを着た人は誰もいなかった。
ちなみに,町では,
「前方に考えること」と書かれたシャツを着た人も見た。
この国では変な日本語が流行ってるのか?
昼食後,ピカデリーから路面電車(Metrolink Tram)に乗車。
しばらくは都心の路面を走るのどかな電車だったが,
途中からいきなり普通の線路を走り出し,
スピードをどんどん上げて都心から離れていき,
乗ってから15分ほどでオールド・トラフォード駅に。
運賃は往復で£2(約460円)。

オールド・トラフォード駅は,
日本の田舎の無人駅のようなちっちゃな駅で,
8万人近く収容するスタジアムの最寄り駅とは思えないくらい。

駅から人の流れに従って真っ直ぐ歩いていくと,
約10分でスタジアム。

スタジアム周辺の雰囲気を見ると,否が応でも気分は盛り上がる。
ただし,この時点で私は,当然,
まだチェルシーの青をカバンの奧に封印して,
あたかも,はるばる極東からマンUを応援しに来た人のようにしていた。
(続く)
チケット入手!
- 2007/09/04(火) 23:33:44
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