プレミアリーグ チェルシー 対 アーセナル (その2)
- 2008/03/25(火) 02:47:04
今日,ついに77試合のリーグ戦ホーム無敗記録ストップか
(ちなみに,前回ホームでチェルシーが負けた相手はアーセナルである)?
と,多くのチェルシーサポーターも思っただろう。
すると,グラント監督は70分,
マケレレ→ベレッチ
バラック→アネルカ
と2枚交代してきて,
エシエンをマケレレの位置(守備的MF)に置いて,
ドログバとアネルカの2トップによる4-4-2で勝負をかけてきた。

そして,その直後の72分,アーセナルの殊勲者サニャが負傷交代。
すると,その直後の73分,DFからのロングパスをオフサイドっぽかったドログバが受けて,
ランパードを一瞬経由して再びドログバに戻し,ドログバがゴール!
これで1-1の同点!

これで息を吹き返したチェルシーは,さらに82分,
右後ろからの長いフリーキックを,
アネルカが横のドログバへ落として,それをドログバがシュート,
GKアルムニアは何とか手に当てるが,ボールはそのままゴールへ!
これで2-1と逆転!



2点とも,後ろからロングパスでFWに当てて何とかするという,
チェルシーらしい攻撃がはまった形となった。
もはや,アーセナルに1点を取り戻す返す力は残っていなかった。
同点になった後の76分,怪我明けのファン・ペルシを下げて,
この日のアーセナル唯一のイングランド人,ウォルコットを投入,
逆転された後の88分,フラミニを下げてベントナーで攻めに行くが,
チェルシーはも同時に,J.コールに代えてミケルを入れて守備的MFを2枚にする4-3-3に。


長い5分のロスタイムを何とか乗り切って,2-1の勝利!2位浮上!
正直,勝ちはあまり予想していなかっただけにうれしさも格別である。


これまで選手交代では疑問の多かったグラント監督だが,
この日の選手交代ははまった。
やはりエシエンはSBよりも真ん中をさせた方が自由な感じである。
また,BBCのハイライト番組"Match Of The Day 2"によると,
バラックがいなくなったためにランパードが思いっきり前に行けるようになったらしい。
今日は,前節のように,消極的に逃げ切ろうというのでなく,
最後まで攻め続けて3点目を取りに行っていたのも良かった。
守備陣もアーセナルをしっかり押さえており,
特にCBのリッキー,テリー,守備的MFのマケレレは素晴らしかった。
そうは言っても,やはりまだすっきりしない部分が残る。
そもそも,なぜエシエンを頭からSBで使ったのか?
はじめからエシエンを使いたいなら,
バラックの代わりにエシエンで行った方が良かったのでは?
問題は,グラント監督が選手の支持を得ていないっぽいこと。
マケレレ,バラックとも,選手交代のときに不満そうにしていた。
バラックの代わりにエシエンを使えなかったのは,
バラックの不満が爆発するのを恐れてではないかと勘ぐりたくもなる。
さらに,未だにサポーターの支持を全く得られていない。
ホームにもかかわらず,声援ではアーセナルに負けていたが,
そのチェルシーサポーターの声援が一番大きくなったのは,
ドログバの同点ゴールの時でも逆転ゴールの時でも勝利の時でもでもなく,
ベレッチ,アネルカが入る直前に歌われた「ジョゼ・モウリーニョ」のチャントのとき。
半年以上経つのに,前監督のチャントが歌われるのははっきり言って異常である。
私もグラント監督は支持しないが,この状況は相当辛いだろう。
そのせいなのか知らないが,
ロスタイムに審判の判定へ執拗に抗議をして時間稼ぎをするなど,
モウリーニョを彷彿させる場面も見られた(本人はチャントを聞いていないと言っているが)。

そもそも,彼は監督就任前から「アブラモビッチのお友達でモウリーニョの監視役」
という,良くない評判があった上,
さらに,就任後にも,不可解な選手起用のせいで,
カーリングカップ,FAカップを落としており,,
今日まで大事な試合で全然勝てなかったという事情もあることから,
プレミア+CLを取らない限り,この状況は改善されないだろう。
この日の結果,4強の順位は次のようになった。
1位 マンU 73
2位 チェルシー 68
3位 アーセナル 67
4位 リヴァプール 59
残り7試合で,チェルシーとマンUとの勝ち点差は変わらず5。
次の水曜日はインターナショナルマッチデー(イングランドはアウェイのフランス戦)で,
ほとんどの選手は連戦続きになり,疲れもたまっているだろうし,
残り7試合で勝ち点差5はかなりきつい状況だが,
なんとか勝ち続けなければならない。
プレミアリーグ チェルシー 対 アーセナル (その1)
- 2008/03/25(火) 02:44:48
23/3/08
Barclays Premier League (Stamford Bridge)
Chelsea 2-1 Arsenal
Drogba Kalou J Cole Lampard Ballack Makelele A Cole Essien Terry Carvalho Cudicini
Adebayor Hleb Van Persie Eboue Flamini Fabregas Clichy Sagna Gallas Toure Almunia
Chelsea: Cudicini, Essien, Carvalho, Terry, Ashley Cole, Ballack (Belletti 70), Makelele (Anelka 70), Lampard, Joe Cole (Obi 88), Drogba, Kalou.
Subs Not Used: Hilario, Alex.
Booked: J Cole, Ballack, Drogba.
Goals: Drogba 73, 82.
Arsenal: Almunia, Sagna (Diaby 72), Toure, Gallas, Clichy, Eboue, Fabregas, Flamini (Bendtner 88), Hleb, Adebayor, Van Persie (Walcott 76).
Subs Not Used: Lehmann, Senderos.
Booked: Eboue.
Goals: Sagna 59.
ここ数日,イギリスは真冬並みの寒さで,珍しく雪が降ったりもしていた。
そんな極寒の3月23日(日),
マンチェスターとロンドンでは熱い戦いが繰り広げられた。
マンチェスターU対リヴァプール(マンチェスター・オールドトラフォード)
チェルシー対アーセナル(ロンドン・スタンフォードブリッジ)
の4強直接対決である。
ちなみに,この日までの4強の順位は,
勝ち点
1位 マンU 70
2位 アーセナル 67
3位 チェルシー 65
4位 リヴァプール 59
となっており,3位のチェルシーまでが優勝圏内。
というわけで,マンチェスターUへの挑戦権をかけたロンドンダービー,
チェルシー対アーセナルを観戦してきた。


少し早くにスタジアムに到着したので,近くをうろうろしていると,
近所のパブでは一足早くキックオフされていたマンU対リヴァプールが中継されており,
パブの中も人でいっぱいで,道行く人も足を止めて店内のテレビを覗いては,
「2-0か…」と言っていた(この時点で既にマンUがリードしていた)。
結局,マンUが3-0の圧勝で,
チェルシー,アーセナルとも,
この日の試合は絶対に勝たないといけない試合となった。
スタジアムの私の席は,
もともとはシーズンチケット席だったこともあり,
周りもシーズンチケットホルダーらしき人たちが多く,顔なじみも多いようで,
場違いな東洋人にとっては少し肩身が狭かった。
しかも,アウェイ席の近くということで,
アーセナルサポーターの大声援を間近に聞くことになってしまった。
まあ,結果としては気分が良かったわけだが。

アーセナルは,前節ミドルズブラ戦とメンバー的には同じ,
ただし,前節復帰したファン・ペルシを左のサイド,フレブをトップ下に置く4-5-1っぽい布陣。
チェルシーはいつもの4-3-3。
ただし,この日の右SBはフェレイラでもベレッチでもなくエシエン。





前半戦は,お互い良さを出し切れない削り合いが続いた。
アーセナルは,チェルシー守備陣の前に,いつもの華麗なパス回しをなかなかさせてもらえず,
ボールを後ろに戻すことも多かった。
そうは言っても,時々きれいにつながるときがあって,さすが,と思うこともあった。
チェルシーは,前節のトットナム戦の疲れが残っているのか,
アーセナルのプレッシャーがきついのか,
パスミスが目立ち,なかなかボールがつながらない。
ここ数試合神がかっていたJ.コールもなかなか突破ができず,フラストレーションがたまる展開。



ちなみに,この試合は,A.コール(チェルシー)とギャラス(アーセナル)という,
それぞれ相手チームに所属していた選手が出場していたこともあって
(この二人は交換で今のチームに来ている),
A.コールがボールを持つとアーセナルサポから,
ギャラスがボールを持つとチェルシーサポからそれぞれ大きなブーイングを浴びていた。

そんなこんなで,前半はお互いの良さを出し切れないままあっという間に終わり,
やはり,予想どおり今日は引き分けで終わるのか?と思われた。

すると,後半に入って59分,
ファブレガスのCKをニアに詰めていた右SBサニャのヘッドでアーセナルが先制!
前節のトットナム戦に続いてセットプレーから4失点目…。
カルーがサニャをマークしきれず,
また,A.コールをニアに立たせておくなども対策も採らず,
前節の嫌な記憶を呼び起こす失点となってしまった。


(続く)
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